私の頭の中そのもの。脳内に寄生した「複雑な何か」を表現する為に、ボールペンにより細い線や点描で陰影を出し緻密に描いた作品。毎分毎秒「泡」のように繰り返しふつふつと湧いてはパチンと弾けるような感情を点や線にのせ自由に魂をぶつけて表現しました。幼少時代に大きな紙を敢えて歪にちぎり、その隅々まで描いていた事を思い出しこの作品にも取り入れました。下描きは一切せず感情が溢れるままに日々少しずつペンを走らせ、約3ヶ月かけて完成させました。描き始めはペンだけで完成させるつもりでしたのでパネル張りをしておりません。しかし急にゴールドの絵の具を使用したい衝動にかられた為、紙が波を打っている箇所がございます。このいかにも私の作品らしい「行き当たりばったり」感を楽しんで頂ける方にお迎え頂けましたら幸いです。照明やご使用のデバイスによりカラーのイメージは変化します。ご理解下さい。