Where identity dwells #19

コンセプト

オリジナルキャラクターの名前はD.O.A.T.（読みはドート）といいます。D.O.A.T.は犬でも猫でもなく、また犬でもあり猫でもあるというところから「Dog」と「Cat」を含む名前となっています。 D.O.A.T.はなにものにも属さず、すべての属性に変化するキャラクターと考えています。性別や年齢を意図的に設定していないアートのために生み出したキャラクターとなっています。 D.O.A.T.の目は、瞳の白い×は黒い○の中にあります。白と黒、×と○、相反するものが°同居する陰陽を表す太極図となっています。D.O.A.T.はコロナ禍に生み出したキャラクターなので、明日への希望を作者として託しています。そして「Doors Open Another Tomorrow」の略になっています。■作品について
「アイデンティティーはどこに宿るのか？」誰もが見慣れたキャラクターのポーズ、衣装などを着用したオリジナルキャラクターD.O.A.T.。その姿、ポーズ、衣装、記号のシャッフルの巧みな組み合わせで、アイデンティティーのキーとなるものは一体どこにあるのかよく分からなくなる。有名キャラクターの衣装を着たD.O.A.T.はD.O.A.T.でなくなるのか？パロディー、ジョーク、オマージュ、では済まされなくなる。そうした表面的な記号を弄ぶと、余計にアイデンティティーの在処はどこに宿るのか？という考察。