キュビズムとラウンドイズム以上のもの この黒鉛鉛筆画「Cleopatra - 23-02-24」は、2018年に制作した同名の作品を指している。 その年、私は「アウト・オブ・エジプト」シリーズを始めたが、振り返ってみると理由がなかったわけではなかったことがわかる。アール・デコは、どの旗の下でもっと見せることができるのか、かなり前から考えていた。キュビズムはとても素晴らしいし、そこから自分のスタイルである「ラウンドイズム」を生み出したこともある。エジプト美術は、アール・デコの大きく重い先駆けだと考えている。明らかに後者は、ツタンカーメンの墓が発見された後に直接影響を受けた。確かに、あのエジプト人たちにはスタイルと気概があった。このドローイングは、時間の海によって分断された偉大な芸術的時代をつなぐ架け橋になるつもりだ。 ハリウッド 参考画像は1920年代のものだと思うが、大量の明暗が描かれている。キアロスクーロ」とも呼ばれるこの現象は、色調の急激な変化によって特徴づけられる。これによって、ある種のドラマチックな効果が生まれる!次に、なぜクレオパトラなのか?ローレンス・アルマ・タデマが描いた古代世界の絵画は、ハリウッドにインスピレーションを与えた。ベン・ハー』、セシル・B・デミルの『十戒』、『グラディエーター』といった映画は、彼の絵がなければ生まれなかっただろう。 エジプトへ戻る 描き始めは、パレイドリアの効果を考えていた。そして、スフィンクスの頭が彼女の股間にあるのを見た。しかし、その痕跡を追うのはやめることにした。ほんのかすかだったし、プロポーションもそれほど理想的ではなかった。モデルがもたれかかっているゴツゴツしたカーペットも、インスピレーションを与えるものではなかった。突然、2018年のドローイングが頭に浮かんだ。そこから彼女の周りに小さなエジプトの世界を作るのは難しくなかった。彼女はもう噛まれたのだろうか? 黒鉛鉛筆(Faber Castell Pitt Graphite Matt pencil 14B)ドローイング、Talens Bristol紙(21 x 29.7 x 0.1 cm)アーティスト:コーネ・アッカース