私が子供時代の大半を過ごしたニューイングランドの静かな町の丘に、家ほどもある巨大な岩がある。石造りの階段が高さ3メートルの巨石の頂上まで続いており、そこには真っ白な大理石でできた尖塔がある。巨石の上に尖塔があるのは実に奇妙なことだが、この尖塔は何年も前に記念碑として設置されたものだ。私は子供の頃、この石碑の上に何度も登った。今でも石碑の滑らかな白い大理石を見ると、冒険と無邪気さの思い出が思い浮かぶ。この記念碑は、町の初期の牧師の一人の思い出を記念するためにこの岩の上に置かれたものだが、私に喜びと探検の安住の地を与えてくれたことで、その意義はさらに深まった。この絵は、私がこの石の上に登って覚えている質感を探求しているだけでなく、ひと夏の山での休暇から得られるリラックスと冒険の感覚を伝えている。
このシンプルかつ複雑な抽象画は、ミニマリズムと印象派の両方を兼ね備えている。屈折した絵具の厚みのあるテクスチャーが、白、金、銀の色調に深みを与えている。厚さ0.7インチのキャンバスに描かれた "River of Gold "は、縁まで絵が続いている。額装なしでお届けします。
