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Untitled

Untitled

W 28.50cm x H 37.50cm x D 2.00cm

完売

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  • Untitledについて

    詳細

    メディウム

    絵画 (ペン画・鉛筆画)

    エディション

    Original Artwork

    2021

    サイン

    直筆・作品前面

    フレーム

    額装あり

    説明

    2021年10月22日〜11月5日にKATSUMI YAMATO GALLERY(現Goyo Gallery)にて開催されたSTYLE WARS展にて発表された作品。

  • このアーティストについて

    コンセプト

    タカハシマホの作品は、時代を象徴する少女像なのである。人類の歴史とともに古くから人々は、自然物が創作の対象であったが、1980年代以降の生まれは、インターネットのある生活環境で育ち、アニメ、漫画、ゲームは創作のモチーフでもあった。彼女は、いわばデジタルネイティブな世代に属し、多くの影響を受けている。タカハシマホが慣れ親しんできたコンテンツの中での登場人物たちは、わかりやすくヒーロー、ヒロイン像として描かれ憧れの対象であったと共に、強く美しく描かれていた。しかし彼女の描く少女像は、いわゆるオタク的日本文化の中での見慣れた姿をしていない。装飾の施されていない、シンプルで無垢な存在なのである。それは、彼女がデザインを学んだことも理由に挙げられるが、幼少期への執着ゆえのものでもあるといえる。タカハシマホの作品の原点は、過去の経験や体験である。作品に登場する「あの子」は、重要なパーソナリティーが形成される幼少期を可視化したものとして使用されている。パーソナリティーとは、遺伝と環境の相互作用の中で、事故や病気等による外的要因を除いて、変化、発達しながら形成されると考えられている。全ての記憶と経験が人として成育するうえで重要な軸となり、支えとなるのだ。それらは大人になった現在、社会の不条理の中で、「あの子」という存在は、生きていくうえで自分自身を守るための聖域であり、ヒロイン像とも異なる見た目は多様性の象徴にもなりうるのだ。作品は、主に日本の伝統である「箔」を使用したものが多いが、それは輝かしくもいつまでも色褪せない過去の偶像である。紀元前3,000年頃より使われ始めた金は、多岐にわたって人々の心を魅了してきた、普遍的な価値のメタファーなのだ。幼少期の記憶や経験は、永続的で重要なものであり、現在へと繋がっている。その記憶や経験を、金に置き換え表現している。懐古からくる郷愁さを感じつつも、現代的な表現を再現するためのツールとして使用している。近年、多様性についての課題が挙げられている。歴史と共にDNAに刻まれてきたものを数年で変化させることは難しいが、認め合うことのできる世界はそう遠くないはないと考える。彼女の制作する現代的少女像は、豊かな時代が生んだ平和と平等を願う象徴なのである

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