My explanations (n.574) - I and I series

コンセプト

私は抽象的な風景画を描くのが好きですが、ここ数年は、抽象的な題材であれ、実在の人物であれ、ポートレートに魅了されていました。

絵画は正確な瞬間をロックするものですから、私の絵画は色あせた記憶や時間から消去されたものであることが多いのです。私のペインティングの対象は、時が経って浸食された壁や、時が経って成長したコケやキノコが垣間見えることもあります。

淡々と過ぎていく時間が私の作品のメインテーマです。

私は彫刻を制作していたので、3次元や触覚に精通しています。私はこれらを絵画に応用し、肉眼では認識できないタッチを特徴としています。

最近の作品では、請求書、領収書、請求書、財務諸表、徴税フォルダー、ビジネスプラン、雑誌など、オフィスペーパーや日常生活の紙をリサイクルするという独自の手法を使っています。
このシュレッダーにかけられた紙がアート作品になるのです。

COVID-19による強制隔離の間、リサイクルするA4用紙の供給をすべて終えたので、家の中の（きれいな）ゴミと思われる紙をすべてシュレッダーにかけるようになりました。
このようにして最新の作品は、シンプルなA4シートよりもデリケートでない紙の存在によって、より一貫性と物質性を持つようになりました。
パスタの容器、小麦粉、ツナ缶、歯磨き粉、薬、アイスクリーム、広告のチラシなど、日常生活で購入・消費される製品に含まれる包装紙は、埋め立てを避けるために別の形で再び登場します。)