Physiognomy-Hyakka Ryouran 3

コンセプト

写真がアートになった！？
[写アート]とは写真をモチーフにして創作演出されたアート作品のことです。
その名のとおり、写真とアートの造語で
[ 写アート]はデザインスタジオCIS：松尾在時氏によって創作されたデジタルのオリジナル作品です。
作品を目にされた時によく質問されることがあります。
これは写真ですか？それともアートですか？と…そんな時(写アートです。)と答えます。
つまり、 写真？アート？ ⇒（写真 + アート) = ［写アート ] …
このジャンルの作品は現在 C.G（コンピュータグラフィック）や
デジタルアートなど大まかな名称で分類されてますが
分かりやすく親しみの持てるワードは今のところ見当たりません。
モバイルの写メールにオーバーラップするようなこの［写アート］の響きが認知され
新しいアートとして広がっていけば幸いです。
［写アート］とのコンセプトは
写したいシーンやモチーフをデジタルカメラなどで撮影し
そのデータを基に想像創作に偶然性とアクシデントを呼び込み、絵画のようにデジタルで表現します。
ちょうどそれは、画家が写生をし、キャンバスに絵を描く方法に他なりません。
それはただ、アナログからデジタルに代わっただけのことす。
制作のコンセプチュアリズムで一番大切なことは
インスピレーションを受けた対象のイメージを大切にしながら
写実から抽象へと「価値生成」と「変換」のキーワードを最大限に活かし
写真表現に留まらない新たな表現をデジタルイメージングして
美的で精神性が感じられる作品を創出することが大切である。
作品の主なテーマは
自然の心象風景や花華イマジネーションをはじめ、人相シリーズでは
人の想いや夢を植物や花々と連鎖させ、人と自然の世界観を現代のイコンとして表現している。
何れの作品も日本的な美意識や自然観を見据えた上での
新たなる世界観を表現している。