説明
白黒フィルムで撮影し、スキャン、デジタル暗室で作業。
アーカイバルファインアート/フォトグラフィックファイバーペーパーまたはフォトラグバリタ顔料ベースペーパーを使用。
ストーリー
コンギージョ公園への旅の準備として、1993年に訪れた際に小さな滝の写真を撮ったことを思い出した。正確な位置はわからなかったが、ガイアGPSを使ってその位置を確認し、他の滝や水源を発見した。その滝の名前はVelo de la Novia、英語ではBridal Veilと訳される。
滝のGoogle arialビューは、葉で覆われていたので、太陽の方向を知ることができず、偵察が必要であった。駐車場からのトレイル距離が短いので、昼過ぎに太陽の方向を確認しながら探索することができた。午前中までが最も明るいだろうという私の推測は正しかった。
翌日は曇りかと思いきや、晴天に恵まれ、厳しい光に包まれた。
1993年に撮影した倒木が消え、新しい木の幹が下に横たわっていた。
風が強かったので、水面を低速で撮影したため、葉っぱの一部がぶれている。
滝は露出オーバーにならずに撮れたが、下の木の幹は露出オーバーになってしまった。最後に、水の露出と木の露出を撮影し、Photoshopでブレンドした。ブレンドしてもまだ気に入らない部分があるが、モノクロにすることで感じたことを表現している。
写真の構図のセオリーは、視線を画像のあるポイントに誘導することです。この最後の写真は、そのような構図になっているが、これがVelo de la Noviaを再訪するときの気分なのだ。