私の作風は『写実絵画』『ペインタリーな絵画』『ポップアート』など変遷があります。 その時々に一番フィットする表現法で制作してきました。 自分にとってリアリティーのある表現法とは何だろう。 問に答えはありませんが、その時の温度、虚実、時代が痕跡として作品に込める事が出来たらと感じています。 テーマとして考えている事は共通して物事の二面性です。 仏教における中道に近い考え方。 昨今の現代アートのロジカルなコンセプトというよりは、自分にとってまた現在の社会においてアートはプリミティブなものだと感じています。 AIの登場や量子コンピューターの発達などシンギュラリティーを目前にアートや人の在り方はどう変容していくだろうという問。 その問と共に制作していけたらと考えています。
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