建築を学んだ後、社会や経済への興味が強くなり、世界や日本を良くしたいとの思いから、建築を離れて金融機関にてストラクチャード・ファイナンス業務に従事し、通貨、論理、システムといった、 仮想的な構造を構築。 リーマンショック後、金融業界において想像力を働かせ必死で積み上げたものは、外部要因によって一瞬で崩れ落ちるもの、いわばハンナ・アーレントが人間の条件にて示した労働と仕事の関係における労働であり、誰でもできて、消費されるものと実感。自分の死後でもなお永遠に残る作品をつくる仕事をしたいと思いアートを志す。 微分・積分を作品の多くのテーマにしている。 現実の3次元の構造・機能を微分し、モノの持つ構造美・機能美・構成美を表現。 物事の最小要素を積み上げ積分することで社会を表現。
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