"従業員のIZAKOZA" ニューヨークに、自由にサラダをカスタマイズできる人気のオーガニックサラダ店「Sweet green newyork」がある。その店を訪れた際に見かけた従業員のトラブルを描いた。カスタマイズの注文をしている最中に、誰かとケンカをしたのか泣いている女性がいた。その女性を泣かせたのは、後ろにいた男性だった。一方、周りの女性たちはその男性を睨みつけていた。実際、彼女たちは英語で何を話しているのかわからなかったが、表情からいろいろなことが想像できた。サラダ屋にはカウンター席があり、客は従業員の様子を見ることができる。しかし、ニューヨーカーは自分がどう見られているかなんてまったく気にしない。日本にはない貴重な体験だと思った。この作品の背景には、サラダが置かれている雰囲気を素材で表現している。