恵比寿駅から徒歩2分、ムトカ建築事務所設計のスタイリッシュなギャラリーは、企画展や海外アートフェア出展を通じて、知的に障がいのある作家、心身に障がいのある作家など、自ら発信することが困難なアーティストの作品を現代のアートとして紹介しています。
恵比寿駅から徒歩2分、ムトカ建築事務所設計のスタイリッシュなギャラリーは、企画展や海外アートフェア出展を通じて、知的に障がいのある作家、心身に障がいのある作家など、自ら発信することが困難なアーティストの作品を現代のアートとして紹介しています。
ACM Gallery第12回目の展覧会は「Merry Christmas! ACM All Stars –特別展-」と題して、年末に相応しいクリスマスを題材にした作品を中心に展示します。大人になった私たちは、クリスマスの意味を改めて考えることは無くなりましたが、作家の中には、一年のイベントの中で、クリスマスを一番楽しみにしている人もいるほどです。彼らにとってのクリスマスとは、サンタクロースが来てくれる特別な日です。家族皆でクリスマスケーキやチキンのご馳走を囲んで夕食を共にする、そんなクリスマスの夜を思い浮かべながら描いてくれました。私がアメリカに居た頃は、クリスマスに向けて近所の教会がホームレスの炊き出しをしたり、お洋服の寄付を募ったり、児童養護施設にプレゼントを届けたりしていました。日本人の私たちは、彼等ほどクリスマスへの思い入れは深くありませんが、それでも子供にとってはとても夢のあるイベントです。一人でも多くの子供たちが寂しいクリスマスを送りませんように。優しくて暖かい世の中を創ることが、私たち大人の役目なのではないでしょうか。
2020年12月16日〜 2021年2月21日 水-日:12:00-17:00貴方は万華鏡の中を覗いたことはありますか? 私が子供だった頃、誰かがくれた万華鏡は赤い布で覆われて、勉強机の上にありました。宿題の合間に万華鏡の中を覗きながらゆっくり回していくと、中の模様が様々な形に変化する。小さな筒の中に在るその世界には、無限に広がる宇宙がありました。繊細で美しくてキラキラしていた小宇宙。 私が松本作品を始めて目にした時、万華鏡の様に美しくて儚く、それでいて不思議と力強い、無限に広がる宇宙を見ている様でした。 熊本県にご家族と一緒に暮らす彼には自分専用のアトリエがあります。そこで毎日毎日創作活動に励んでいます。「ヒロ君これもいいの?こっちの作品は?これは結構昔に描いたものね。」私たちに作品を貸し出す為に、脚立を使って作品ファイルの中を覗くお母様。 上品で寡黙な雰囲気のヒロ君と、底抜けに明るくおしゃべり上手なお母様。 そして時々アトリエを覗く、ヒロ君のことが大好きな姪っ子ちゃん。 熊本県の小さな街から産み出される作品の数々。Infinity=無限。 松本作品が飾られたギャラリーならば、どんなに小さな空間だって、そこにはきっと、無限に広がる宇宙が見えてくる。
2020年10月28日〜 11月29日 水-日:12:00-17:00神奈川県平塚市にあるstudio COOCA。 ACM Galleryがお付き合いする施設の中では一番近い場所にある。 東京からこの街に降りた瞬間空気が変わる。駅からCOOCAへは、長い長い商店街、昔ながらのアーケードを抜けて行く。 交差点の一角にあるGallery COOCAにはカフェテリアが併設されていて、コーヒーをオーダーすると、当番の作家たちが丁寧に淹れてくれる。私たちは、いつも着いてすぐにコーヒーやケーキをオーダーする。そして隣のビルの2階へ移動し、創作中の作家たちに挨拶をしてから作品を見せてもらう。 暫くすると、作家たちがノックをして入ってきて、先程頼んだコーヒーやケーキを落とさないよう慎重にテーブルに置いていく。 少し開いた窓の外から夕方の光が差し込んできて、光のエスカレーターに乗って神様が降りてきそうだ。 今日もいい作品に出会うことが出来た。COOCAを出たあと目の前のアーケードを眺めてみる。 毎年七夕には、このアーケードがお飾りで彩られる。2020年の今年、七夕祭りはなくなった。 街にはそれぞれの色がある。赤や緑や黄色の街。そしてこの街の色はBaby Blueだ。 吹き荒ぶ風の感じも空も空気も、そしてCOOCAの作家たちも。海が近くにあるからなのか、ふとした瞬間感じる潮の香りなのか。 そして今日の私のネイルカラーもBaby Blue。 本展ではBaby Blueな作家たち5人を選んでみた。 伊藤太郎・水野貴男・円谷智大・川村紀子・山田勇気の5人です。
2020年9月23日〜 10月18日 水-日:12:00-17:00ACM Gallery第12回目の展覧会は「Merry Christmas! ACM All Stars –特別展-」と題して、年末に相応しいクリスマスを題材にした作品を中心に展示します。大人になった私たちは、クリスマスの意味を改めて考えることは無くなりましたが、作家の中には、一年のイベントの中で、クリスマスを一番楽しみにしている人もいるほどです。彼らにとってのクリスマスとは、サンタクロースが来てくれる特別な日です。家族皆でクリスマスケーキやチキンのご馳走を囲んで夕食を共にする、そんなクリスマスの夜を思い浮かべながら描いてくれました。私がアメリカに居た頃は、クリスマスに向けて近所の教会がホームレスの炊き出しをしたり、お洋服の寄付を募ったり、児童養護施設にプレゼントを届けたりしていました。日本人の私たちは、彼等ほどクリスマスへの思い入れは深くありませんが、それでも子供にとってはとても夢のあるイベントです。一人でも多くの子供たちが寂しいクリスマスを送りませんように。優しくて暖かい世の中を創ることが、私たち大人の役目なのではないでしょうか。
2020年12月16日〜 2021年2月21日 水-日:12:00-17:00貴方は万華鏡の中を覗いたことはありますか? 私が子供だった頃、誰かがくれた万華鏡は赤い布で覆われて、勉強机の上にありました。宿題の合間に万華鏡の中を覗きながらゆっくり回していくと、中の模様が様々な形に変化する。小さな筒の中に在るその世界には、無限に広がる宇宙がありました。繊細で美しくてキラキラしていた小宇宙。 私が松本作品を始めて目にした時、万華鏡の様に美しくて儚く、それでいて不思議と力強い、無限に広がる宇宙を見ている様でした。 熊本県にご家族と一緒に暮らす彼には自分専用のアトリエがあります。そこで毎日毎日創作活動に励んでいます。「ヒロ君これもいいの?こっちの作品は?これは結構昔に描いたものね。」私たちに作品を貸し出す為に、脚立を使って作品ファイルの中を覗くお母様。 上品で寡黙な雰囲気のヒロ君と、底抜けに明るくおしゃべり上手なお母様。 そして時々アトリエを覗く、ヒロ君のことが大好きな姪っ子ちゃん。 熊本県の小さな街から産み出される作品の数々。Infinity=無限。 松本作品が飾られたギャラリーならば、どんなに小さな空間だって、そこにはきっと、無限に広がる宇宙が見えてくる。
2020年10月28日〜 11月29日 水-日:12:00-17:00神奈川県平塚市にあるstudio COOCA。 ACM Galleryがお付き合いする施設の中では一番近い場所にある。 東京からこの街に降りた瞬間空気が変わる。駅からCOOCAへは、長い長い商店街、昔ながらのアーケードを抜けて行く。 交差点の一角にあるGallery COOCAにはカフェテリアが併設されていて、コーヒーをオーダーすると、当番の作家たちが丁寧に淹れてくれる。私たちは、いつも着いてすぐにコーヒーやケーキをオーダーする。そして隣のビルの2階へ移動し、創作中の作家たちに挨拶をしてから作品を見せてもらう。 暫くすると、作家たちがノックをして入ってきて、先程頼んだコーヒーやケーキを落とさないよう慎重にテーブルに置いていく。 少し開いた窓の外から夕方の光が差し込んできて、光のエスカレーターに乗って神様が降りてきそうだ。 今日もいい作品に出会うことが出来た。COOCAを出たあと目の前のアーケードを眺めてみる。 毎年七夕には、このアーケードがお飾りで彩られる。2020年の今年、七夕祭りはなくなった。 街にはそれぞれの色がある。赤や緑や黄色の街。そしてこの街の色はBaby Blueだ。 吹き荒ぶ風の感じも空も空気も、そしてCOOCAの作家たちも。海が近くにあるからなのか、ふとした瞬間感じる潮の香りなのか。 そして今日の私のネイルカラーもBaby Blue。 本展ではBaby Blueな作家たち5人を選んでみた。 伊藤太郎・水野貴男・円谷智大・川村紀子・山田勇気の5人です。
2020年9月23日〜 10月18日 水-日:12:00-17:00©copyrights 2019 Tricera. All copyright Reserved.