Bon voyage à tous

コンセプト

高校生の時に油絵を描き始めました。大学時代は絵画や陶芸を制作していました。卒業後、ファンシーステーショナリーのメーカーに就職し、商品企画やレターセット、ラッピングなどのイラストを描いていました。2002年にフランスを旅行した際、パリでの生活を考え始めました。ニューヨークなど他の国や都市にも行ったことがあり、気に入っていたのですが、パリに来て、他の国では感じたことのない「ここでなら生きていける」という気持ちになりました。他の国では感じたことのない「ここでなら生きていける」という気持ちになりました。フランスに移住した2004年から多色刷りの総合版画店「アトリエ・コントルポワント」でエッチングを作り始め、さらに2013年からリトグラフ、2017年からはブロンズの小さな彫刻を制作しています。今のところ、作品のモチーフは自然物（動物や植物）が中心で、特にテーマは決めていません。"figurative "や "semi-figurative "の作品が多いですね。銅版画もリトグラフも時間のかかる作業なので、手織りやタペストリーのように行為を積み重ねることで心象風景を作っていくような気がしています。エッチングやリトグラフの発祥の地であるヨーロッパの環境で仕事ができるのは幸せなことです。私の作品に共時性を感じていただき、プライベートな空間に飾っていただければ幸いです。