私の制作は個人的な観点から出発します。 その過程で日常的に目を引くものや興味のあるものを題材とし、 それらと自身の思考を繋ぎ合わせ、外部へ向けてどう接続できるかを意識しながら 画面を構築していきます。 最近では私(個人)と外部を繋ぐ接点として、 「インターネット以降の情報社会」といった現代の構図や それらに纏わるワードやイメージを参照していますが、 私自身が現代に生きている以上、それらは当事者として意識せざるを得ないものです。 時代を隔てても変わらない普遍的なものは何か、 一方ではそれを意識しながら制作しています。