大学在学中は日本画を専攻し花や爬虫類を好んで描いていました。卒業を機に好きなものを画面に表現しようと思い立ち、恐竜を扱い始めました。研究が進みどこまでいっても想像の範疇でしかなく確定した姿は捉えられないというところに終わらない浪漫があり興味が尽きない恐竜。日本画の画材である岩絵の具は自然から採取した落ち着きのある色味であるため、その演出する風合いは恐竜の持つある種の神秘的とも言える存在に実はとても馴染む組み合わせだと思います。途方も無い年月に思いを馳せるような感覚や非日常の空間を体感できる、そんな絵を目指し制作しています。日本画×恐竜という未開拓の地を進み多様な可能性を見つけていけたらと日々挑戦中。
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