近年、魅力的なアーティストが急速に増え続けているポップアート界。
その中でも、評価が高く精力的に発表を続けている10名のアーティストをピックアップしました。

①KYNE

福岡を拠点とするアーティスト。
大学時代に日本画を学び、在学中から発表を続けています。
2010年頃から、クールな表情の女性を描く現在のスタイルを確立。国内外で注目を集めています。

②山口真人

「トランスリアリティ（現実の向こう側の現実）」をテーマに、セルフィー（自撮り）をする女性をクールキュートに描きます。
アパレルブランドとのコラボレーションも積極的に行っており、今注目の集まるポップアーティストです。

③Rooo Lou

1988年生まれ、大阪府出身のRooo Louは、デザイナーとして活動後、表現の手法をイラストレーションへ移行しました。
以後アパレルブランドとのコラボをはじめ、作品を精力的に発表しています。
ミニマルな線と心地よい色彩で描かれるRooo Louの作品には、老若男女さまざまな人物が描かれています。

④きゃらあい

強い眼差しを持った中性的な少女を描く作品で知られています。
SNS等を通じて、人のもつ汚れや矛盾について興味を持ち、自身も常に他人事ではない事を忘れないため表現活動をしていると言います。

⑤仲衿香

仲衿香は、断片的なロゴや自然風景などの日常生活の事物を絵画空間に落とし込み、抽象的な図形を再構築するスタイルで注目を集め始めている作家です。
伝統的な絵画形式 を打ち破り、想像を掻き立てるそのスタイルはコレクターの熱い視線を浴びています。

⑥ZOE

ZOEは2020年から落書きをするようになり、それを見た「ある人」に「明日から、アーティストになりなさい」と言われ、さらに今のアーティストネームもつけられたといいます。
大胆な色使い、自由な想像力に満ちた世界観が彼の作品の魅力と言えます。

⑦渡邉城大

10年間の漫画アシスタントの経験を活かし、「日本漫画の技法を現代アートの文脈に乗せる」ことを軸に表現活動を続けています。
ポップで可愛らしい女の子のアートワークは、爽やかな印象を見るものに与えます。

⑧TIDE

モノクロの作品を描き続け、近年はネコをモチーフとした作品が、国内外問わず人気となっています。
ロンドン、ニューヨークでもグループ展での発表を行うなど、国内外の現代アートシーンで大きな注目を集めています。

⑨サワダモコ

1990年大阪生まれのサワダモコは、大学在学中から本格的な作家活動を開始。
デジタルのグリッチで歪んだ少女や風景のイメージを繰り返し描いている。同世代を中心に人気が高まっているアーティスト。

⑩中居ベル

専門的な美術教育は受けず、独学で2019年に絵を描き始めた中居ベル。
可愛らしさと楽しさ、鮮やかさをベースとしながら、少女漫画とコンポジションアートの融合によって新しい価値を生み出しています。





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